東京理科大学教授

テクニカルアドバイザー

小笠原 宏

Ko Ogasawara

略歴

三菱重工業 宇宙事業部で、H-Iロケット運用、H-II、IIA、IIBロケットの設計開発・運用、宇宙ステーションきぼうモジュール設計、宇宙往還機(HOPEX)開発に先立つ軌道再突入実験機(OREX)、極超音飛行実験機(HYFLEX)で設計・開発・飛行試験などを担当。宇宙往還機開発ではHOPEX設計チーム空力性能グループ長として開発尽力中にプロジェクト中断。その後、H3ロケット開発プログラム立上げ、将来輸送系研究に注力。2015年からはH-IIA、H3打上輸送サービス海外展開も担当し、グローバルな宇宙輸送ビジネスの厳しさと可能性を学ぶ。
副事業部長(2017年)、技師長(2020年)を経て、2021年から東京理科大学で学生指導と将来輸送系研究にあたる傍ら、宇宙往還の実現に向けたNPO運営、技術支援・共同研究など各種活動に従事。2024年5月よりDigital Blastに技術顧問として参画。

[研究分野]
航空宇宙工学 高速空気力学

[所属学会]
米国航空宇宙学会、日本航空宇宙学会、International Academy of Astronautics

[役職等]
日本航空宇宙学会フェロー、分野横断・連携開拓部門委員長
一般社団法人 宇宙旅客輸送推進協議会 理事

[著書]
宇宙の研究開発利用の歴史(大阪大学出版会,2021年)(共著)