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【プレスリリース】宇宙産業の活性化を支援するDigitalBlastが4億円の資金調達を実施 月面での生態循環維持システム構築・データ流通基盤の開発投資および組織強化により事業を拡大

2022.07.11

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【プレスリリース】宇宙産業の活性化を支援するDigitalBlastが4億円の資金調達を実施 月面での生態循環維持システム構築・データ流通基盤の開発投資および組織強化により事業を拡大

宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする株式会社DigitalBlast(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾、以下DigitalBlast)は、日本郵政キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区)、DBJキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区)から第三者割当増資により、4億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

 

■資金調達の背景および目的

DigitalBlastは、宇宙産業参画および拡大に必要な事業戦略・データ・マーケティングにかかるプラットフォームを提供する企業です。2018年12月の設立以降、日本の宇宙産業の裾野を広げるため、宇宙産業全体と他産業とのつながりを支援し、宇宙産業の価値確立に努めてまいりました。また、宇宙領域に関わるエコシステムを開発し、民間宇宙ビジネス市場の拡大にも貢献しております。

 

今回の資金調達により、2024年の国際宇宙ステーション(ISS)での実験開始を目指す重力発生装置「AMAZ(アマツ)」を第一歩とした、月面での生態循環維持システム構築に向けたプロジェクト「NOAH」の実験装置開発、データ流通プラットフォームの開発への投資、およびコンサルタントをはじめとしたさまざまな職種での採用強化・組織拡大を図ってまいります。

 

また、日本郵政グループならびに日本政策投資銀行グループと連携して、宇宙ビジネス創出に向けて取り組んでまいります。

 

■プロジェクト「NOAH」および重力発生装置「AMAZ(アマツ)」について

近年、NASAによるアルテミス計画をはじめとした有人宇宙探査が盛り上がりを見せており、宇宙環境での食の確保や植物栽培に対する課題意識が高まっています。プロジェクト「NOAH」では、人類の月面進出を見据え、月面で人類が自給自足できる環境を作ることをゴールとしています。ステップを重ね、低重力環境下での長期間の植物栽培への影響を検証します。開発する装置は、民間企業や研究機関向けに、実験環境として提供します。

 

本プロジェクトの第一歩の位置づけとなる重力発生装置「AMAZ(アマツ)」は、現在、地上実験を進めており、2024年にISSでの本装置の設置・運用を目指しています。本装置は、宇宙環境と月面重力における植物生理の研究を主目的とし、装置の一部を回転させることにより生じる遠心力を用いて、月面と同じ地球の6分の1の重力を再現します。多様な重力下での栽培を通して、植物の重力応答に関する基礎データの取得が可能です。

本プロジェクトは、段階的に生態循環維持システムの構築に必要な研究開発を進め、人類が月や火星をはじめとした宇宙に居住できる未来を目指してまいります。

 

■人材採用・組織力の強化

事業拡大に伴い、コンサルタントをはじめとした採用活動を強化しています。事業実現を推進するため、メンバーを幅広く募集しております。

 

DigitalBlast採用情報:https://digitalblast.co.jp/recruit/

 

■第三者割当増資引受先(順不同)

・日本郵政キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区)

・DBJキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区)

 

■引受先からのコメント

日本郵政キャピタル株式会社 マネージャー 吉岡大樹氏

昨今、宇宙に関連するビジネスは拡大しつつありますが、宇宙を本格的な人類の活動領域とするにはまだまだ多くのプレイヤーの参画が必要になってきます。DigitalBlastは宇宙産業と他産業を繋げるプラットフォーマーとして重要な役割を担っており、今回の出資を通して日本郵政グループと宇宙産業の連携について共に検討してまいります。今後もプロジェクト「NOAH」等の宇宙領域に関わるエコシステム開発により宇宙ビジネスの裾野を広げ、宇宙の活用を目指すクライアントの皆様と共に成長されることを期待しております。

 

DBJキャピタル株式会社 シニア・インベストメントマネージャー 石元良武氏

宇宙産業は人類最後のフロンティアとして今後20年で最も成長が期待される市場であると考えています。DigitalBlastは人類が宇宙に進出するために欠かせない食料自給に向けた装置開発や、民間企業の宇宙データ利用促進を支援するプロダクト開発により日本の宇宙産業を牽引していく企業です。DBJキャピタルは政府系金融機関のベンチャーキャピタルとして、今回の出資によって事業拡大をサポートさせていただきたいと考えており、日本政策投資銀行とともに、今後、宇宙ビジネス創出に向けた取り組みを支援してまいります。

 

■株式会社DigitalBlast 代表取締役CEO 堀口真吾のコメント

今回の資金調達において、投資家の皆さまからのご期待とご支援をいただき、大変うれしく思っております。心よりお礼申し上げます。

弊社はこれまで、多くの企業が宇宙産業に加わる可能性を検討し、日本における宇宙産業の裾野を拡大する支援を行ってまいりました。今回の資金調達を皮切りに、かねてより進めてきた月面での生態循環維持システム構築に向けたプロジェクト「NOAH」の実験装置やデータ流通基盤の開発など宇宙領域に関わるエコシステム開発をより一層加速させ、民間宇宙ビジネス市場を拡大し“宇宙に価値を”提供できるよう、まい進いたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

■株式会社DigitalBlast(デジタルブラスト)について

DigitalBlastは、“宇宙に価値を”提供するため、常に挑戦し、全ての行動と活動において価値を生み出す経営を実現します。日本の宇宙産業をより価値あるものにしていくためには、BtoGビジネス(企業対行政間取引)に偏らない、多様な収益源の確保が必要です。事業戦略・デジタル・プロモーションなど多様なプロフェッショナルが在籍し、総合提案を強みとしています。クライアントの収益源を多様化し、新たな宇宙産業の価値確立に努めてまいります。

 

会社名:株式会社DigitalBlast(英文表記:DigitalBlast Inc.)

所在地:〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-7-9 神田司町PREX7階

代表者:代表取締役CEO 堀口真吾

設立:2018年12月

ホームページ:https://digitalblast.co.jp/

事業内容:企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信