社会から孤立した若者が「宇宙」に挑む。デジタルブラストと若者支援NPOが提携して、日本社会と宇宙を身近にするプロジェクトを実施します。
2021年4月22日
最後のフロンティア・宇宙の広報活動をテーマに、動画編集による就労体験プログラム。
若者支援NPO・育て上げネットはさまざまな困難を抱え、社会的な孤立状態にある若者が社会参加をするために必要な能力の醸成するプログラムです。デジタルブラストは事業の一環である宇宙産業の動画制作・配信を若者の就労体験の機会として提供します。
株式会社デジタルブラスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀口真吾 以下、デジタルブラスト)は、「若者と社会をつなぐ」をミッションに子ども・若者の社会的孤立解消を目指す認定NPO法人育て上げネット(本社:東京都立川市、理事長 工藤啓、以下、育て上げネット)と提携して、宇宙産業の広報活動をテーマにした就労支援プログラムを実施します。
■最後のフロンティア・宇宙産業
宇宙産業の世界の関連市場は2018年に40兆円に達しており、今後も成長をする分野と考えられています。しかし、研究開発費は米国では10年間で43%、中国では299%と成長しているにもかかわらず、日本は16%にとどまっており、実費用も米国の約1/3程度となっています。(※1)
■将来のある産業と若者がつながる
若者の「働く」と「働き続ける」を支える育て上げネットは、急速に発展する通信技術の革新も相まって、宇宙産業の活性化は豊かな社会であり続けるために重要なことと考えています。また、この産業に関わる人材を増やしていくことは、これからの社会に関わるきっかけをつくり、継続した社会参画の実現にもつながります。
■宇宙産業を就労体験の場に活用
本プログラムは「宇宙と若者をつなぐ」をテーマに若者のキャリア支援を行います。
デジタルブラストは、宇宙産業を広く社会に知らせるための動画の作成・編集を就労体験の機会として提供します。育て上げネットは、さまざまな困難を抱え、社会的な孤立状態にある若者が社会参加をするために必要な能力(※2)の醸成支援を担当します。
本プログラムを通じて、宇宙と社会を身近にし、人々の新たな価値観の創出に向けた社会環境を目指してまいります。まずは、現在、就労支援プログラムを受ける若者に本プログラムを提供します。
※1:出典:経済産業省 産業技術環境局「日本の産業部門の技術開発を巡る状況」(令和元年10月16日)
※2:コミュニケーション能力、スキル習得、および、その過程の継続的なメンター