タイ国立科学技術開発庁主催「19th NSTDA Annual Conference」に シニアマネージャー 森が登壇いたしました

2024年3月28日(木)〜30日(土)まで、タイ王国にて開催された「19th NSTDA Annual Conference:NAC2024(第19回NSTDA年次会議)」に、当社宇宙開発事業部シニアマネージャー 森が登壇いたしました。

NSTDA Annual Conferenceは、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)の主催により年に1回開催されており、例年、シリントーン王女が会場を訪問するなど、格式あるイベントです。

NAC2024では、3月28日に「Open world science experiments aboard the ISS(国際宇宙ステーションにおけるオープンワールドの科学実験)」と題したセッションが開催され、森は「Space Exploration Research Opportunities on the Commercial Experiment Platform in Kibo 」と題した講演を行いました。

講演では、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の地球低軌道(LEO)および月探査研究拠点としての優位性とともに、当社が研究開発を進める小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ(アマツ)」や、高等植物の栽培実験を目的とし給水機能を備えた「TAMAKI(タマキ)」などについて、想定されるユースケースや、今後の展開予定をご紹介させていただきました。

 

 

なお、当社はアジア・太平洋地域の青少年から募集した軌道上での簡易実験アイデアを「きぼう」日本実験棟で行うプログラム「Asian Try Zero-G」にて、タイ学生の来日旅費をサポートしており、この返礼としてセミナー登壇と出展の機会を得ました。

セッション後には、NSTDAエグゼクティブ・バイスプレジデントのChulart Tanprasert博士と歓談し、宇宙実験に関する意見交換を行うなど、親交を深めました。

 

DigitalBlast では、引き続き、 宇宙に価値を 創出するための技術開発と事業開発に努めてまいります。